漢方薬で治療する Vol2

漢方薬で治療する Vol2

漢方薬を治療に取り入れるメリットを見ていきましょう。

漢方薬は、西洋薬と比べると、安全性が高いことで知られています。

ですが、もし、妊婦さんが多汗症などの改善のため、漢方薬を服用する場合は、必ず産婦人科の医師に相談してからにしましょう。

もちろん、妊婦さんに限ったことではありません。

漢方薬を使ってみたい場合は、必ず医師や薬剤師の指導を受け、自分に合う薬を処方してもらうことが重要です。

さて、多汗症の治療についてみていきましょう。

多汗症には、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)という漢方薬が使われます。

黄連解毒湯は、熱や炎症を抑え、機能の亢進を鎮める効果があります。

体内に熱がこもっていて、イライラしたり、胸がムカムカしたり、のぼせ、ほてり、頭痛や耳鳴りの症状におすすめです。

体力がある方で、血圧が高い人、緊張感や不眠、動悸などの漢方薬としても知られており、多汗症の発汗を抑えてくれます。

そして、この黄連解毒湯に入っているものは、黄連(おうれん)、黄ごん(おうごん)、黄柏(おうばく)、そして、山梔子(さんしし)の4種類です。

配合されている4つの生薬は、どれも苦く体を冷やす作用がありますので、熱や炎症も抑えてくれるでしょう。

山梔子は止血作用があるので、この4種生薬が一緒に効くことで、多汗症にとって良い効果を導きだしてくれます。

病院で処方される漢方薬には、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的ですので、より手軽に服用することができます。

また、多汗症の方に良いという漢方薬で、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)も有名です。

疲れやすく、汗をかきやすい方におすすめです。